Monaca Educationでノベルゲーム開発(事例取材)
アシアル情報教育研究所・所長の岡本雄樹です。
静岡県立島田商業高等学校でスマホ向けのノベルゲーム開発に取り組んでいるという情報を頂いたので、オンライン取材を行いました。
ノベルゲーム開発自体はゲームエンジンを使えばプログラミングの難易度は抑えられるかも知れませんが、シナリオや素材も必要となるため、計画やチームワークが重要です。また、そのようなプロジェクトを完遂できる高校生は、社会に出てからも活躍できるはずです。
学校の授業や課題制作において、どのように取り組んだらノベルゲーム開発の「プロジェクト」を最後までやり遂げて「リリース」できるか、プロジェクト完遂の秘訣を探りました。
取材の模様は別の記事にて改めて公開しますが、先に取材を通じてプロジェクト完遂のための必勝ポイントを3つ、お伝えします。
- 事前にプロジェクト進行に必要なタスクを洗い出す
- まずは短いゲームを作る
- 大作を作るときは進行管理役を含めて4人体制で挑む
取材の結果、やはりノベルゲーム開発は進行管理が鍵のようです。そのため、事前に必要なタスクを洗い出す必要があります。また、プロジェクト管理ツール等を使って各人の作業を管理できるとベストです。
しかしながら、進行管理と言っても、はじめてのノベルゲーム開発で事前に必要なタスクを漏れなくダブり無く洗い出すのはまず無理です。そこで、まずは短いノベルゲームを作って開発の流れを掴むのが良さそうです。
なお、課題制作に取れる時間が限られている場合は、この短いゲームをもって作品としても良いと思います。
チーム編成ですが、短いゲームは3人のグループが丁度良さそうです。また、大作を作る場合にはメンバーの進捗管理や素材の権利処理などで動ける人が必要となるため、4人チームが丁度良さそうです。
実際の開発や進行の話は、以下のインタビュー記事をご参照ください。
両アプリとも、ノベルゲーム開発のエンジンは『ティラノスクリプト』が採用されています。
同スクリプトについては以下の公式サイトをご参照下さい。
ティラノスクリプト