参加申し込み

所要時間

60分

開催日時

2023年3月15日水曜日 16:00~17:00

受講対象者

教科『情報』をはじめとした情報教育の授業・講義に向けた準備を行いたい教職員の方

前提知識

特にありません。

事前準備

  • Monaca Educationのアカウント作成を事前にお願いします。アカウント作成方法は以下のデモ動画にて確認できます。

研修の概要

本研修では「APSタートルグラフィックス」を用いて授業を実施する方法のほか、次の内容を説明します。

  • このAPS教材で何を教えられるか
  • APS教材を入手する方法
  • APS教材を使って授業をする方法
  • 補足・その他関連情報

APSタートルグラフィックスとは

APSタートルグラフィックスは『タートルグラフィックス』を使ってプログラミングを学習することが出来るAPS教材です。

動作するMonaca Educationのプロジェクト(※Webインポート可能)と、印刷資料(PowerPointファイル)、補助スライド(PowerPointファイル)がセットになっています。

タートルグラフィックスは、「ペンを画面に置く」「線を引く」「円を描く」などの命令を書くことで、画面上のキャンバスに図形を描くことが出来ます。命令をファイルに上から書いていく順次実行だけで図形を描くことが出来ますが、繰り返しの制御構造や、条件分岐の制御構造を組み入れれば、少ない行数で複雑な幾何学的模様を描くことが出来ます。本APS教材では、命令を順番に書く、順次実行の仕組みだけを用いるプログラムから始めて、繰り返しを使うプログラム、繰り返しと条件分岐を使うプログラムへとカスタマイズの範囲を広げていきます。

研修で学べること

  • タートルグラフィックスの様々な命令(線を引く、円を描くなど)
  • Python言語の制御構造
    • 順次実行
    • 繰り返し(for文)
    • 条件分岐(if文)

APSとは

APS(アプリプログラミングシート)は、完成済みのプログラムを使う教材で、Monaca Education用のプロジェクトと、印刷資料(PowerPointファイル)の組み合わせです。

最初に、完成しているプログラムの動作を見て、その実現方法を学んでいきます。動作をただ見るだけでなく、プログラムを少し修正(カスタマイズ)し、その結果を確認します。つまり、実習を通じて、プログラミングに関する知識・技能を習得できます。印刷資料には、完成済みプログラムの解説の他に、複数のカスタマイズ課題が掲載されています。生徒が自分のペースで課題と実現方法を読み解き、実習を通じて学びます。先生は、合わせて提供する補助スライド(PowerPointファイル)を使って、生徒の学びを助けます。

タートルグラフィックスとは

タートルグラフィックスは、ペンを操作するプログラムを書くことで、簡単に好きな図形を描くことができるプログラミング教育ツールです。LOGO言語のタートルグラフィックスが有名ですが、様々なプログラム言語に移植されており、プログラム言語Pythonにも、タートルグラフィックスを実現するturtleというライブラリが組み込まれています。

Monaca Education上でのタートルグラフィックスの実行について

Monaca Educationは、Brythonというライブラリを使って、Pythonプログラムの作成・実行を可能にしています。このBrython上で、ライブラリturtleを用い、タートルグラフィックスを実行させています。

参加申し込み