Monaca Educationでは、Brythonの機能によりPython言語を使ったプログラムを記述できますが制限があります。

Brythonで行えることの詳細については公式サイトをご参照ください。

本ページでは、情報Ⅰを学ぶ上での主な制限事項について説明いたします。

Python(Brython)の制限

外部ライブラリの利用はできません

『NumPy』や『scikit-learn』などの外部ライブラリは利用できません。

ライブラリを利用した授業を行いたい場合は、インストール版のPythonやGoogle Colabなどの利用をご検討ください。

また、α版なので通常授業での利用はお勧めできませんがPyScriptを使うことでMonaca Education上でmatplotlibを動かせます。

PyScriptとMonaca Educationでmatplotlibを動かしてみました

Monaca EducationのPython(Brython)でできること

情報Ⅰの教科書レベルの実習

プログラミングの基礎的な部分は概ね実行可能です。教科書会社各社のサンプルコードに従ったサンプルを高校の先生限定でご提供しています。教科書のグラフ描画やCSVファイル操作についても対応しています。

グラフ描画の実現方法について

Python用の外部ライブラリが利用できないためグラフ描画ライブラリ『Matplotlib』も利用できませんが、JavaScript用のライブラリをラップして対応しています。

APS(アプリプログラミングシート)教材での実習

Python(Brython)で動作する指導書つきの実習用教材をAPSとして多数、用意しております。

APS(アプリプログラミングシート)一覧

Monaca EducationでPython(Brython)を使うメリット

  • インストール不要
  • 軽量
  • 教科書のサンプルをワンクリックでインポート可能
  • グラフ描画ライブラリの追加設定不要
  • Google Colabの導入が難しいケースでも利用可能