Monaca Education「Web公開」機能の紹介
アシアル情報教育研究所・所長の岡本雄樹です。
現在『Monaca Education 2022』の提供に向けて教材や機能の準備を進めております。
2021年3月からベータ機能として提供していた『ダイレクトプレビュー』は非常に好評だったため、2022年度版からは正式な機能として改めてリリースを行います。また、名称を「Web公開」に改めました。
Web公開機能
プロジェクトをWeb作品として公開できる機能です。
主な用途は、生徒が先生に作品を提出する『課題提出』を想定しています。
課題提出が主な用途のため、公開期間は初期値として「14日間」が設定されます。
また、有料プラン利用時は契約期間内で任意の日付を選べます。
※2022年2月現在はβ版のため、公開期間は選択できません。
想定される使い方
- 生徒作品の課題提出。
- 文化祭やコンテストなどで一時的に作品を公開する。
想定されない使い方
- Webサイトとして恒久的に情報を発信する。
使い方
※2022年2月現在はβ版です。正式版では公開期間の設定などが行えるようになるため、ユーザーインターフェースも若干変更が入ります。
MonacaクラウドIDEの『プロジェクト』から、『Web公開(β)』を選択します。
公開のOn/Offや公開したい範囲を選択する画面が立ち上がります。
『公開:On』に設定した上で『適応する』を選択して下さい。これで、公開状態になります。
次に、QRコードをスマホで読み取るか、URLの文字列をコピーしてブラウザなどで開いて下さい。
すると、Webページとして作品を閲覧できます。
Web公開機能とデバッガーアプリ『Monaca for Study』の違い
Web公開機能の強み
○ スマホやタブレット以外でも利用できる。
○ 特別なソフトのインストール不要。
○ URLを発行できるので先生への提出が簡単。
Monaca for Studyの強み
○ 自分のMonacaプロジェクトを簡単に一覧・利用できる。
○ ハードウェア依存の機能も比較的簡単に利用できる(カメラ・コンパス・GPS・QRコードリーダーなど)。
○ エラーなどをMonacaクラウドIDEのデバッグパネルに送信できる。
その他
- Web公開機能は教育向けを想定した機能のため、通常版のMonacaでは利用できません。