書籍「小・中・高等学校でのプログラミング教育実践」にてMonacaを活用した授業の実践例が掲載
一般社団法人日本産業技術教育学会が編集し九州大学出版会が発行している書籍
「小・中・高等学校でのプログラミング教育実践」 ─問題解決を目的とした論理的思考力の育成
にてMonacaを活用した授業の実践事例が掲載されたのでご紹介いたします。
なお、この書籍は約300ページに小学校・中学校・高校のプログラミング教育実践が豊富に掲載されている、とても読み応えのある本です。公教育におけるプログラミング教育について知りたい方には大変お勧めです。
Monacaが掲載されている章(合計2箇所)
- 第Ⅲ部 中学校におけるプログラミング教育 第6章 STEM教育を考慮した中学生による幼児向けハイブリッド型アプリケーション開発
- 第Ⅳ部 生徒が自ら選ぶソフトウェアによる問題解決の授業実践
「STEM教育を考慮した中学生による幼児向けハイブリッド型アプリケーション開発」の概要
新潟大学教育学部附属長岡校園の中学校第3学年が技術・家庭科「D 情報に関する技術」にて「幼児が夢中になるアプリって」というテーマでアプリを開発した話が掲載されています。中学生達は併設の幼稚園職員や幼稚園児ともコミュニケーションしながら、職員の要望に応えたり、園児がアプリを使用している様子から得た情報ものリクエストに応え、アプリを完成させています。
ポイント
ペーパープロトタイピングによる企画・設計、そして、顧客との対話も取り入れた大変実践的なプログラミング教育の例となっています。また、題材指導計画やルーブリック、生徒の作品と振り返り記述なども掲載されております。
授業時間数
全9時間