『情報科勉強会 Vol.2』(首都圏私学 × 東京開催)を『品川エトワール女子高等学校』にて開催しました
アシアル情報教育研究所・所長の岡本雄樹です。
第2回の勉強会を無事に開催することができました。
年度末のため、新年度に向けた情報交換や交流の場として多くの先生にご参加頂けたかと存じます。
また第3回の開催校に名乗りを上げて下さる先生がおり、5月13日(土)の開催が決まりました。
『情報科勉強会 Vol.3』(首都圏私学 × 神奈川開催)を開催します
今後、首都圏以外の関西などでも、要望に応じて開催できれば幸いです。
当日の大まかな流れ
- 開場・受付(15:30~)
- 開始・挨拶(16:00~)
- 事例発表&質疑応答(16:05~)
- 自己紹介
- 授業実践のお悩み共有
- 休憩 (5分)
- プログラミング体験
- 閉会(18:00)
- 撤収(18:15)
事例発表の内容について
開催校である『品川エトワール女子高等学校』の 教育環境部部長 情報科主任 河原弘幸 先生より、『品川エトワール女子高等学校』の取り組みを発表頂きました。
自己紹介タイムについて
自己紹介タイムでは約1分間で参加頂いた先生方からご紹介を頂きました。
そのままの流れで、グループを作って授業実践のお悩み共有を行いました。
授業実践のお悩み共有
4つのテーマに分かれてお悩みを共有しました。
AD:共通テスト対策について:観点別評価方法について
B:年間指導計画について(シラバスの共有)
C:座学と実習のバランス
共有内容について一部紹介
※岡本の意訳です、前後の文脈なども大事ですので、ぜひ、リアルでご参加いただければと思います。
『観点別評価方法について』
- 情報Ⅰは知識の範囲が広いが、知識を抑えないと思考・判断・表現などを問うことが難しいため大変。
- 思考・判断・表現などを問う授業として、有線LANや家電量販店で購入可能なIoT機器をテーマにしたレポート課題を出した。
- 試験問題にも『主体的』を問うような問題を組み入れる取り組みをした。
『共通テスト対策について』
- 情報リテラシーについては小テストを活用して授業の割合を減らす。
- 共通テスト対策を優先して、情報Ⅰの実習をDNCLでやる学校も出てくるのではないか心配。
- DNCLはプログラミングの実習としては生徒の興味関心を引くようなものではないため、心配する必要はない
プログラミング体験
3学期後半ということもあり、データベースと連携したプログラミングの体験会を行いました。
ご参加頂いた先生方の声
- 先生方と相談ができ、苦労している点や工夫している点について、共有できた。プログラミング実習をもう少し時間をかけて実施したかった。
- 事例も、情報共有もできたので。聞きっぱなしにならない内容だったのは良かったです。
- 少人数であったため、他校の様子を詳しくうかがうことができた。
次回の実習体験は1学期ですので、情報デザイン領域としてWeb制作実習体験を行います。