セーフモードやiPadモードでクラウドIDEを起動してみよう
※2024年度現在、iPadモードは正式に搭載・活用されています。
アシアル情報教育研究所・所長の岡本雄樹です
for文などの繰り返し処理を伴う実習を行う際、誤って無限ループのあるプログラムを記述してしまうことがあります。
『プレビューパネル』で無限ループのあるプログラムを実行すると表示が固まってしまうため、修正するためにはプレビューパネル無しでIDEを開く必要があります。
クラウドIDEを開く際に『セーフモード』を選択することでプレビューが無い状態で開くことができます。セーフモードは『クラウド IDEで開く』ボタンの右にある逆三角のボタンを押下することで選択できます。
問題の箇所を修正できたら、改めてIDEを開き直すか、『授業>レイアウトをリセット』を選択することでプレビューを再度表示することができます。
この『セーフモード』自体は初期の頃から搭載されているのですが2023年度版では新たなIDE起動モードとして『iPadモード』が搭載されます。
iPadモードではプレビューパネルが画面下部・エディタ部分が画面上部に表示されます。これによりソフトウェアキーボードを起動した際に、エディタ部分が隠れることなくコードを記述できます。
つまり、iPadモードはソフトウェアキーボードで実習するためのモード、ということになります。
iPadモードは年度末アップデートで搭載予定です。本記事の公開時点ではまだ利用できませんが、2023年4月1日頃までには有効化される予定です。iPadしかなくてハードウェアキーボードが無く、Monacaによる実習を諦めていた方は是非お試し下さい。