所要時間

2時間

難易度

★★☆

概要(機能・動作)

APS地図アプリ(JavaScript版)

アプリケーションを開くと、地図が表示されます。地図上のピンをクリックすると、短い説明文が表示されます。画面左上の+ボタンをクリックすると拡大表示、ーボタンをクリックすると縮小表示します。

学習項目

  • オープンデータであるオープンストリートマップと、国土地理院が公開している地理院地図を使って、複数種類の地図データがあることを学ぶ
  • 緯度・経度を指定して、地図データにピンを表示する方法を学ぶ

身に付く力

  • 知識・技能
    • 地図データを扱って実現できる基本的な機能を理解する。
  • 思考・判断・表現
    • 地図データを用いて、地理情報を表現する。
  • 態度
    • 普段使用しているスマートフォンのナビゲーションアプリの実現方法を考えるようになる。

学習活動(カスタマイズ)の内容

  1. 地図のデータを変更します。オープンデータの「オープンストリートマップ」から、国土地理院の「地理院地図」に切り替えます。複数の種類の地図データがあることを学びます。
  2. 表示させたい場所の緯度と経度を調べて、その場所をアプリで表示するようにします。緯度と経度は地理院地図のWebサイト(https://maps.gsi.go.jp/)を使って調べます。

特徴

地図データを扱うためのライブラリを利用することで、比較的少ないコード行数で地図アプリケーションを実現しています。

カスタマイズの課題は多くありませんが、簡潔なので、地理総合や、探究の授業と連携する利用方法が考えられます。

作品制作への応用

地域の産業や観光地など、地理と関係する文物を紹介するアプリケーションを制作できます。HTMLの部分に説明文や写真・画像を埋め込むことで、地域性などの情報を補足・強調することができます。

作品制作に利用できる素材集

アシアルが運営するWebサイト「あんこエデュケーション」では、作品制作に利用できる画像素材を公開しています。

あんこエデュケーション・素材配布ページ

https://anko.education/material

これらの素材は、クリエイティブ・コモンズのCC BY-NC 4.0で公開しており、生徒の皆さんにも利用していただけます。

APS資料のダウンロード:先生向けサポートページ

APSのプロジェクト以外の資料は、プランごとに用意されている先生向けサポートページからダウンロードできます(サポートページはパスワードで保護されています)。

プランの詳細や、各サポートページのパスワードについては、アシアルまでお問い合わせください。

ベーシックプラン

https://edu.monaca.io/basic

スタンダードプラン

https://edu.monaca.io/standard

APSプロジェクトのインポート

APSプロジェクトをMonaca Educationにインポートするには、下記のアプリプログラミングシートのサポートページにアクセスし、該当のAPSのインポートボタンをクリックします。

アプリプログラミングシートのサポートページ

https://edu.monaca.io/template/aps