所要時間
2時間
難易度
★★★
概要(機能・動作)
アプリケーションを起動すると、画面にキャンバスが表示されます(黒い背景の領域)。ここに、マウスドラッグで数字を書き、「AIに判定させる」ボタンを押下すると、AIが判定を行い、確認メッセージの後に0から9の「どの数である確率か」が一覧表示されます。
必ずしも正確な判定がされないところがポイントです。
学習項目
- AIを用いたアプリケーションを実際に操作してみる。手書き文字をAIが正しく認識するかどうか確かめ、その精度や限界を考える。
- AIにデータを渡して、学習モデルを作る。作成したモデルで、手書き文字を認識するかどうか確かめる。
身に付く力
- 知識・技能
- 機械学習モデルを利用して、AIの概念や、AIで行えることを理解する
- 思考・判断・表現
- AIにも認識精度の差や限界があることを判断できる
- 態度
- AIを活用した問題解決について検討している
学習活動(カスタマイズ)の内容
カスタマイズはしません。
学習モデルを作成した上で、デフォルトの学習モデルと差し替え、結果を確認します。
特徴
「手書き文字の認識という、日常でも目にする機会がある機能を、どのように実装できるのか学べます。ただし、ライブラリを利用するので、文字認識の詳細な仕組み・論理を理解する必要はありません。
モデルを作成するデータの量や質により、文字認識の精度が変わることを体験的に学ぶことで、AI技術が万能ではないことを把握することができます。
作品制作への応用
本APSから作品制作に応用するのは難しいです。AIを体験する機会として扱うことをお勧めします。
※手書き数字の入力という題材は、「発声に支障のあるユーザーの、コンピュータへの入力支援」などの応用が考えられるものの、タッチパネル経由のボタン入力や、物理的なボタン(点字付き)による入力など、もっと簡単で汎用的な方法があるため、あまり良いアイデアとはいえません。
APS資料のダウンロード:先生向けサポートページ
APSのプロジェクト以外の資料は、プランごとに用意されている先生向けサポートページからダウンロードできます(サポートページはパスワードで保護されています)。
プランの詳細や、各サポートページのパスワードについては、アシアルまでお問い合わせください。
ベーシックプラン
スタンダードプラン
https://edu.monaca.io/standard
APSプロジェクトのインポート
APSプロジェクトをMonaca Educationにインポートするには、下記のアプリプログラミングシートのサポートページにアクセスし、該当のAPSのインポートボタンをクリックします。
アプリプログラミングシートのサポートページ