書店流通教材「Monacaで学ぶ初めてのプログラミング ~モバイルアプリ入門編~」の2022年度の利用について
アシアル情報教育研究所・所長の岡本雄樹です。
書店流通教材「Monacaで学ぶ初めてのプログラミング ~モバイルアプリ入門編~」(以下Monacaで学ぶ初めてのプログラミング)について改めて紹介させていただきます。
書店流通教材『Monacaで学ぶ初めてのプログラミング』とは
2016年から販売を行っているMonaca Educationの書籍になります。
個人の方でも通販購入や一般の書店で取り寄せできること、半年分の有料ライセンスが付帯していることが特徴です。
なお、現在のMonaca Educationでは教育機関向けにはプラン販売を強化しております。『スタンダードプラン』をお求めいただいた場合には印刷教材『Monacaで学ぶアプリ制作入門』が付帯します。
書店流通教材のメリットとデメリット
書店で買えることが最大のメリットですが、Monaca Educationのバージョンアップによって内容が少し古くなってしまうことがあります。
2022年4月現在、販売中の教材は2021年に印刷したものになります。次の印刷は2023年を予定しております(あくまで予定)。
Monaca Education2022との差違
Monaca Education2022はクラウドIDE部分のメニューを大幅に削減してシンプルにしました。そのため、メニュー部分で若干の差違が発生しておりますが、授業や実習には影響が無い範囲であると考えています。
ビルドについて
Monaca Education2022ではクラウドIDEのメニューからビルドが消えております。ビルドはダッシュボードからアクセスできるため、必要な場合はダッシュボード経由でアクセスして下さい。
なお、ビルドを行えるのはスタンダードプランのみとなります、また、Monaca Educationは教育用のためビルドは無保証でサポートもありません。
スマートフォン上でアプリを動かしたい場合は『Monaca for Study』をご活用下さい。
スライド教材の提供について
エントリープラン(無料)以上をお申し込みいただいた教育機関向けにスライド教材を提供しております。
『Monacaで学ぶアプリ制作入門』のメリット
『Monacaで学ぶアプリ制作入門』はスタンダードプランに付帯する印刷教材です。スタンダードプランは中学・高校向けには最大3年間利用できるため、ライセンスの利用料で考えると非常にお得です。また、大学・専門・その他教育機関向けでも最大1年間利用できます。
印刷教材としてみたときには付録の記事がカットされているためページ数が若干減りますが、付録部分はPDFでの提供があり、また、スタンダードプラン限定の教材やサポートもあるため、教育機関での導入はスタンダードプランがお勧めです。
大学の講義で教材を学生が生協や書店で入手する場合や、プログラミング塾で参加者が毎月変動する場合には書店流通教材「Monacaで学ぶ初めてのプログラミング ~モバイルアプリ入門編~」がお勧めです。本にアクティベーションコードが付帯しているため、ライセンス配付の手間も減らせます。