高校の『社会と情報』でMonacaを使ってSDGsを解決するアプリの開発
アシアルの岡本です。
情報処理学会第81回全国大会・中高生ポスターセッションで発表を行った野田学園高等学校の天川先生に電話取材しました。
中高生ポスターセッションについて
情報処理学会では第81回全国大(2018年度)より中高生ポスターセッションを行っています。
また、第82回全国大の中高生ポスターセッション募集も始まっています。
Monacaを活用頂いた授業の情報
対象:1年生
科目:社会と情報
時間:全10時間
単元名:SDGsに関する問題を解決するためのアプリ開発
実施校:野田学園高等学校
教諭名:天川 勇二
目標
- SDGsの問題点から、解決につながる課題(テーマ)を適切に設定できる
- 課題をクリアするために、アプリ開発による解決策を考えることができる
期待できる学習効果
- 問題解決における思考方法の理解
- 情報に関する科学的な見方・考え方が身につく
- 教科横断的に、物事を判断することができる力の向上
Monacaを利用した理由(天川先生に岡本が電話取材)
2年前Monacaを利用した時に、高校生でもアプリを作れることに驚いたそうです。中高生にプログラミングを教えるためには「動くもの」を作れることが必要で、スマホで動くアプリが作れるMonacaが丁度良かったと仰っていました。
また、高校一年生にはChromebookを渡しているため、Webで完結するプログラミングツールが望ましかったとのことです。
今年度の取り組み
今年度は次期学習指導要領を見据えてデータベースを扱った内容も実施したとのことです。「ニフクラ mobile backend(mBaaS)」を活用するために、現在は部活動で試しているとお伺いしました。
mobile backend でプログラミング教育にデータベースをプラス!
第81回全国大会でMonacaを使った作品を発表したチームと作品名の一覧
- FAN 「SDGsに関する問題解決」
- 虚無虚無プリン 「SDGsに関する問題解決」
- HOTDOG 「SDGsに関する問題解決」
「SDGsに関する問題解決」のポスター内容
チーム虚無虚無プリン・河尻さんからのコメント
Monacaは自宅からも使えて便利でした。今部活動ではニフクラを使ってチャット形式の人狼アプリや中学生向けの教育ツールを作っています。この夏はアプリ甲子園にも挑もうと考えています。