指導者が答え合わせ機能付きのプロジェクトを作成する方法を解説します。
全体的な流れ
- 指導者が自身のプロジェクト(以降A)を作成し『答え合わせ機能』から参照できるようにする
- 指導者が自身のプロジェクトを答えとして参照するプロジェクト(以降B)を作成し、Aを参照するための設定ファイルを作成する
- 生徒がプロジェクトBを利用できるように指導者がBを公開する
指導者が自身のプロジェクト(以降A)を作成し『答え合わせ機能』から参照できるようにする
以下の3つを実施して下さい。
- 模範解答となるプロジェクトを用意する
- エクスポート(Web)を実施
- IDE側のURLのパラメーターを控える
模範解答となるプロジェクトを用意する
まずは模範解答となるプロジェクトを用意してください。
テンプレートはどれを使っても問題ありません。
今回の例では簡単なHTML文が1行記述されたプロジェクトを題材とします。
エクスポート(Web)を実施
エクスポート(Web)を実施してプロジェクトを公開して下さい。
※このURLは控える必要はありません。
IDE側のURLのパラメーターを控える
IDE側のURLのパラーメーターを控えます
今回の例では『6334e2f3e78885ef2539834b』が該当します。
指導者が自身のプロジェクトを答えとして参照するプロジェクト(以降B)を作成し、Aを参照するための設定ファイルを作成する
以下の3つを実施して下さい。
- プロジェクトBを作成
- compare.jsonファイルを用意してAのパラメーターを転記
- Aを答えとして参照できるか動作を確認
プロジェクトBを作成
プロジェクトBを作成します。
compare.jsonファイルを用意してAのパラメーターを転記
プロジェクトに『compare.json』というファイルが存在しなければ新規作成してください。
左の『プロジェクトパネル』の左上に新規ファイルを作成するためのボタンがあります。
新規ファイル作成を行うためのダイアログが表示されます。
フォルダとファイル名を次のように指定します。
次にcompare.jsonファイルの中身をエディタパネルで編集します。
先ほど控えたAのパラメーターを元に、以下のように転記します。
{ "project_id": "6334e2f3e78885ef2539834b" }
記述できたら保存します。
Aを答えとして参照できるか動作を確認
compare.jsonに記述したプロジェクトをクラウドIDEが読み込むためには、プロジェクトを再読込させる必要があります。
ブラウザのアドレスバー横の更新ボタンか『F5キー』などで、IDEのページを再読込してください。
引き続き、答え合わせ機能を呼び出します。
答え合わせ機能が呼び出せれば成功です。
うまくいかない場合、以下のケースが考えられます。
- 『エクスポート(Web)』を適応できていない。
- パラメーターとして『エクスポート(Web)』のURLを使ってしまった。
- compare.jsonの設置場所をwww/以下にしてしまった。
補足:答え合わせ機能付きプロジェクトを生徒に配布する
プロジェクトBをエクスポート(Web)で公開して、そのURLを生徒に配布する方法が考えられます。