『Monacaで学ぶはじめてのプログラミング』PDF無料公開と公式サイトアップデートのお知らせ


MonacaEducation担当の岡本です。

『Monacaプログラミング教育研修会2018』が一段落して、少し落ち着いてまいりました。ご参加・ご協力頂いた皆様に感謝申し上げます。

今年の研修会では全国から約100人の先生方に参加頂きました。

研修会でお伺いした要望の一つとして、1~2日程度の短期研修を希望する声がありました。さっそく、冬休みの時期か春休みの時期に実施できるよう企画したいと考えております。

Monaca関連情報

Monaca本体のアップデート情報

  • 旧IDEが廃止となりました(8月末)
  • PWA機能(ベータ)が追加されました(9/12日)

公式教材のアップデート情報

  • 『Monacaで学ぶはじめてのプログラミング~モバイルアプリ入門編〜』の一部をPDF公開します
  • 『Monacaで学ぶはじめてのプログラミング~モバイルアプリ入門編〜』が全国の書店で取り寄せ可能となりました
  • 『Monacaで学ぶはじめてのプログラミング~モバイルアプリ入門編〜』がAmazonで購入可能となりました

新IDEの紹介


長らく親しまれてきた旧IDEですが、惜しまれつつ今年の夏で提供が終了いたしました。
最新のアプリ開発ニーズに応えるため、Monacaでは2018年より新IDEの開発と提供を行っております。

新IDEはエディター部分にMonaco(モナコ)という、Microsoft製コードエディターであるVS Codeにも採用されている最新のエンジンを採用しているのが特徴です。
※ 名前が紛らわしいですが、弊社が開発・提供しているサービスはMonaca(もなか)となります、名前の由来は和菓子の最中です。

新IDEのマニュアルはこちら
ショートカット一覧も合わせてご利用下さい。

Goldプラン以上ではターミナル機能が利用可能です

新IDEではターミナル機能という強力な仕組みも利用できるようになりました。最新フロントエンド開発に必要なコマンドを実行することを主目的に追加した機能ですが通常のLinuxとしても利用できるため、教育目的でも応用できそうです。

PWA機能について


PWA(Progressive Web Apps)は、新しいWebアプリの配信方法です。
リリースしたばかりの機能ため教育利用向けの情報が揃い次第、改めて告知させて頂きます。
リリース情報につきましては以下より確認できます。
アシアル、アプリ開発プラットフォーム「Monaca」でPWA開発機能をベータ提供開始

Monaca書籍の一部を完全無料公開します!


新IDEの誕生を記念して、新しいMonacaの操作方法をどなたでも学べるように同書籍前半部分(1~4章)を無料公開することにいたしました。

本サイトの『MonacaEducation 教材ページ』にて配布中です。

また、同書籍はこれまではアシアル直販とBookway直販のみで販売しておりましたが、今年の夏より全国の書店での取り寄せやAmazonでの購入を可能といたしました。なお、まとめ買いの場合は引き続き直販をご活用頂ければ幸いです。

静岡県立島田商業高等学校 鈴木滋先生インタビュー

Monacaを使ってアプリ開発を行っている島田商業高校の取り組みは市の広報や各種メディアにも多数取り上げられています。

島商生がご当地検定アプリ「しましる」を作成
「しままる」は島田市のウェブサイトでも取り上げられました。iOS版とAndroid版のアプリがストアからもダウンロードできますので、ぜひお試し下さい。


Goolge Play
App Store

40人のクラスでアプリを10個生み出して『Google Play』や『App Store』にも掲載を行っている島田商業高校・鈴木先生にインタビューしました。

鈴木滋先生は何者?

岡本「鈴木先生は民間でエンジニアとして働いていたのですか?」
鈴木「いえ、全くそんなことはありません。学生の時に民間でアルバイトしたことはありましたが、IT系ではないですしね。まぁ商業高校出身なので授業で少しCOBOLとかをさわったことはありますが、大学も情報系ではありませんでした。」
岡本「地域の事業者と連携して課題解決型のアプリケーションを作る授業をされているので、ビジネス経験かエンジニア経験のどちらかをお持ちかと勝手に思っていたのですが、そうではないのですね。」
鈴木「プログラミングは情報ビジネス科の授業で必要だったので、教員になってから勉強しました。」

鈴木先生はどうやってプログラミングを学んだか?

岡本「鈴木先生はいまお幾つぐらいでしたっけ?」
鈴木「40代前半です」
岡本「では、先生になられて授業のためにプログラミングを学びはじめたのはWindows2000ぐらいの時代でしょうか?」
鈴木「Windows Vistaだったきがします。」
岡本「なるほど。実際にはどんなテーマでプログラムを開発したのですか?」
鈴木「図書館の蔵書管理システムです、バーコードリーダーも接続しました。」
岡本「当時だと、開発環境は AccessとVBAあたりですか?」
鈴木「まさにそうです。」
岡本「図書館は高校生にとっても身近なサービスなので業務システムの例題としては良さそうですね。」
鈴木「はい。その後は、幼稚園向けのアプリをFlashで作ったり、色々やりました。」
岡本「商業科ではJavaも扱いますよね」
鈴木「ええ、私も7年前ぐらいからJavaをはじめました。」
岡本「MonacaはJavaScriptですが、そちらは如何ですか?」
鈴木「4年前ぐらいからはじめました。」

Monacaを知ったキッカケ

鈴木「Monacaを知ったのはオープンデータやシビックテックの流れがあったからです。」
岡本「意外です、Monacaがシビックテックの分野で使われていることは知っていますが我々自身はあまり活動ができていないので。」
鈴木「商業ビジネス科として地域の課題解決アプリを作ろうと考えたとき、アーバンデータチャレンジというコンテストやCode for のイベントに関わって誰かがMonacaを教えてくれたんです。」
岡本「なるほど、誰かがMonacaを教えてくれたのですね。」
鈴木「誰だったのかは全く憶えていません。ただ、そういった情報や生徒達の学びを支援してくれる仲間もシビックテック関係の集まりから広がっていったのは確かです。」
岡本「商業高校とシビックテックは相性が良いのでしょうね。これが工業高校とかだったら、たぶんIoTとかメイカームーブメントなんでしょうけど。」

商業高校と工業高校のコラボレーションはしないのか?

岡本「弊社で工業高校の専攻科1年生を2人受け入れた時にMonaca x IoT的な取り組み実験して貰ったのですが、商業高校と工業高校のコラボレーションってのは可能でしょうか?」
鈴木「商業科としてはハードウェアには手を出さないようにしてきたのですが、今の時代はハードウェアもソフトウェアもセットで考えてビジネスにしていくのが当たり前ですので、工業高校とコラボできたら面白いとは思います。」
岡本「工業の情報と商業の情報って学校間や先生間での交流はあるのですか?」
鈴木「私の知る限りでは、ありません。」
岡本「今日のオープンソースカンファレンスとか、何か顔を合わせるイベントというか機会があると良さそうですね。」

どうやったら他の学校でもアプリを10本リリースできますか?

岡本「先生、教育機関でのMonaca導入や成果を増やすのが私のビジネスなのですが、どうしたら他の学校でもアプリが沢山生まれるようになりますでしょうか?」
鈴木「やはりマニュアル化というかワークみたいなものが必要かと思います。」
岡本「それは避けられませんか。」
鈴木「協力しますよ。」
岡本「ありがとうございます。それと、シビックテックやオープンデータみたいな話も含めてMonacaの活用イメージを持って貰うためには、何か良い方法がありますでしょうか。」
鈴木「マンガが良いと思います。オープンデータ関係のRESASにはマンガがあります。」
※ RESASまんがブックレット「そうだったのか!RESASでわかる私たちの地域」
岡本「なるほど!早速、上司に相談してみます。」
鈴木「あと、島田商業高校では地域の企業と連携をはかり色々サポートして頂いてます。」
岡本「何社ぐらいですか?」
鈴木「開発のサポート関係で5社ぐらいです。それと、地域の課題を解決するアプリはデータや素材の提供で協力をお願いするケースもあり、色々な企業や団体に相談を持ちかけています。」
岡本「データや素材強力の場合は生徒が連絡をとるのですか?」
鈴木「はい、もちろんメールで連絡しますよ。」
岡本「高校生がメールで企業と連絡を取り合って課題を進めるのは良い学習になりそうですね。」
鈴木「やってみると、メールに対する返信がFAXや電話で学校宛にくることも多くて興味深いですよ。」
岡本「なるほど。」

最後に

岡本「商業高校では企業と連携して課題制作を進めるのは一般的なのですか?」
鈴木「企業との連携自体は一般的です。ただ、情報分野での事例は殆ど聞きません。」
岡本「そこは島田商業高校が先駆者なのかもしれませんね。今度はサポート企業の方にもインタビューしたい。」
鈴木「生徒が夏休みに毎年インターンに行ってますよ。実際に就職するケースもありますし。」
岡本「就職は多いんですか?」
鈴木「半分ぐらいは就職しますね。」
岡本「素晴らしい、地域の企業と連携して教育することの大きなメリットですね。」

参考資料

平成28年度 情報ビジネス科 作品一覧

平成29年度 情報ビジネス科 作品一覧
「Civic Tech × オープンデータ ( + RESAS)」をテーマにし開発された作品が動画付きで紹介されています。
※掲載作品一覧
* 健康ツーリズム
* 深海ぎょぎょぎょ
* 茨城から宇宙へ!
* コインロッカーサガシ
* Smile
* 静岡防災~避難前・避難後の手助けアプリ~
* handy hazardmap
* お助けマン
* HAMAP
* しましる

事例67静岡県立島田商業高校/オープンデータを活用した地域貢献アプリ – キミのミライ発見
『キミのミライ発見』に掲載されている島田商業高等学校の取り組み事例です。

第10回全国高等学校情報教育研究会全国大会(東京大会)発表資料

高校生が見せた「オープンデータによるアプリ開発力」は日本の希望だ
ビジネス+ITの取材記事です。

静岡県立島田商業高等学校 ホームページ

8月末に岡山会場と仙台会場を追加しました

MonacaEducation担当の岡本です。

8月末の研修会として、仙台会場と岡山会場が追加されました。また直接会場に行けない方のためにオンラインセミナーも用意いたしました。

Monacaプログラミング教育研修会2018・予定

岡山 8月28日(火) 16:00~18:00
仙台 8月31日(金)16:00~18:00
東京 9月5日(水) 16:00~18:00

参加される方々にお目にかかれることを楽しみにしております。

研修会・仙台募集開始・東京も追加開催決定!

MonacaEducation担当の岡本です。

そろそ学校は夏休みに入る時期ですが、それに合わせてMonacaプログラミング教育研修会2018も全国で開催していきます。今週は札幌にて開催します。

また、翌週は東名阪での開催が予定されています。

Monacaプログラミング教育研修会2018・予定

なお、東京会場は既に満員御礼中のため9月5日に追加開催をいたします。

東京 9月5日(水) 16:00~18:00

また、本日より仙台会場も募集を開始しました。

仙台 8月31日(金) 16:00~18:00

参加される方々にお目にかかれることを楽しみにしております。

MonacaEducation価格改定(値下げ)のお知らせ

いつもMonacaをご利用頂きありがとうございます。

教育現場におけるMonaca Educationの利用拡大を受け、2018年4月1日よりMonaca Educationプランの価格を改定いたします。

旧価格:年間9,800円・月額980円
新価格:年間4,900円・月額490円
※ 最低販売価格は総額4,900円以上となります、短期のライセンスをご希望の場合は後述の書籍をご購入下さい。

上記価格改定にあわせて書籍『Monacaで学ぶ はじめてのプログラミング(通常版)』に付録されるライセンスの期間も6ヶ月に増量いたします。

また、4月からはClassiプラットフォームでもMonaca Educationのライセンスを販売いたします。Classiを導入されている学校におかれましては、そちらもあわせてご検討下さい。

なおMonaca Education Goldの価格変更はございません。

Web × IoT メイカーズチャレンジ 2017の前橋ハッカソンに参加しました

Monaca Education担当の岡本です。

総務省が『IoT 機器等の電波利用システムの適正利用のための ICT 人材育成事業』として実施している『Web × IoT メイカーズチャレンジ 2017』という学生や若手エンジニアを対象としたIoT デバイス開発のスキルアップ講習&ハッカソンがあることをご存じでしょうか?

私も先月知ったばかりなのですが、IoTについて学ぶために前橋ハッカソンに参加してきました。

Web × IoT メイカーズチャレンジ 2017の概要

学生や若手エンジニアを対象とした IoT デバイス開発のスキルアップ講習&ハッカソンとして今年は仙台・前橋・横須賀・鳥取・沖縄の全国5箇所で開催中です。前橋会場は昨年の12月に無料の予備講習「はじめての JavaScript 1DAY 講習会 for Web × IoT メイカーズチャレンジ」が開催されたり、今年の1月にはハンズオン講習会というものも開催されていました。

ハンズオン講習会に参加した方々が引き続きハッカソンに参加する流れなのですが私は

【追加募集!】Web×IoT メイカーズチャレンジ in 前橋 ハッカソン

という追加募集枠を使ってハッカソンから参加しました。

なお、前橋会場ではCHIRIMEN for Raspberry Pi 3という、RaspberryPi3 に接続した電子パーツをWebの技術で直接制御できるIoTプロトタイピング環境を使用しました。 Chirimenは『W3C Browsers and Robotics Community Group』と『CHIRIMEN Open Hardware』が標準化検討を進めている「Web GPIO API」や「Web I2C API」を使用することでブラウザから直接GPIOやI2Cを叩いてセンサーデバイスなどを利用できます。

0日目

IoT プログラミング環境 CHIRIMEN for Raspberry Pi 3 が届く

申し込みをしたら翌営業日にはハンズオン講習会で使われたIoTプログラミング環境一式が送られてきました。

ハッカソンの前日に最低限、GPIOだけサンプルを動かしてから当日に望むことができました。

中央情報経理専門学校と群馬大学の混成チームに途中参加

追加募集メンバーとして、中央情報経理専門学校生と群馬大学生の混成チームにアサインされました。そして事前にSlackというチャットサービスに招待され、企画の紹介などをうけました。

サカイ「招き猫に音を認識させて反応するプログラムを作りたいんです!」
オカモト「なるほど!」
サカイ「しかし、今試しているセンサーがうまく動かないのです!」
オカモト「そのままハッカソンの日を迎えるのは危険ですね、秋葉原でセンサーを買い込んでおきます」
サカイ「お願いします」

ハッカソン初日

八王子にある自宅を早朝に出て、八王子駅から新前橋駅まで八高線を経由して向かい、そこから徒歩で会場入り。

経費節約のため普通列車でのんびり向かいましたが、家から会場まで約4時間近く掛かりました。
まぁ、有料特急を使っても八王子からだと30分ぐらいしか早くならいのですけどね。

メンバー

  • オカモト:IT企業の会社員です。開発寄りの何でも屋。
  • ニシムラ:専門学校の先生です。デザイン寄りの何でも屋。
  • シミズ:専門学校の1年生です。プログラミングは最近始めました。
  • ワシオ:専門学校の1年生です。プログラミングは最近始めました。
  • サカイ:群馬大学・社会情報学部の生徒です。プログラミングは最近始めました。
  • 豊岡招き猫:高崎市豊岡町の伝統工芸品。紙でできており、また中は空洞です。

今回はプログラミング経験の浅い若者が多いチームでした。
大人組に関してもIoTは未経験。

今回のハッカソンで最終的にIoT作品が完成して発表もできたのはメンターの皆様のおかげです。

マインドマップでアイディア整理

私も途中参加だったので状況や今後のスケジュールを整理するためにマインドマップを書きました。

ノートパソコンの画面だと3人ぐらいが限界ですが、サブモニターを使ってデュアルディスプレイ表示(ミラーリング)すれば大人数でも画面がちゃんと見られるので、便利です。

サブモニターはChirimen用に借りていたモニターを活用させて貰いました。

とりあえず、しゃぶしゃぶ

チームビルディングを兼ねて昼からしゃぶしゃぶ!


※しゃぶ葉にて

マインドマップで大凡のタスクは見えてきたので、肉を食べて開発に備えます。

大人組は買い出し

追加購入すべき物品を求めてダイソーとヤマダ電機に寄りました。
若者組には先に会場に戻っていただき、こういった雑用は大人組が対応することにしました。

買ったもの

  • 自転車用のLEDライト(目玉用)
  • 座布団(招き猫の下に敷く)
  • パーティー用のモール(しっぽの代わり)
  • 小型スピーカー(猫が鳴く)

電子部品屋がなくても100均の製品をバラして代替できることがあります。今回は自転車のLEDを取り外して招き猫の目玉に使いました。

センサー動く!

大人組が買い出しに行っている間に若者3人がセンサーを動かすことに成功していました。

オカモト「すごいな!」
若者達「メンターが色々助けてくれました!」

私が買ってきたセンサーはアナログデータを扱うもののため、デジタル信号に変換するための装置などが必要だったようです。その辺のアドバイスをメンターの方が助けてくれたとのこと。

IoTの学習ではメンターの存在が大きいなと思いました。

19時終了・そして夜の開発へ

初日のハッカソンは19時で終わりました。

私は近くに宿をとっていたので作品にMonacaによるアプリやクラウドデータベースといった要素を含められるよう、ホテルでサンプルアプリの開発を行いました。一応、開発はサンプルまでに留めて作品への実装は若者達に託すことにしました。

2日目

朝9時ぐらいに集まって昨日の続きを実行。
お昼ご飯は食べに行く時間が惜しかったので、お菓子とか朝食の残りのパンで凌いで開発を続行しました。

今にして思えば、懇親会の開始時間が思ったより遅かったのでお昼はちゃんと食べておくべきでした。

モバイルアプリ化はMonacaとニフクラで瞬殺

今回は猫の音センサーのボリュームが閾値を超えるたびにニフクラのクラウドデータベース(ニフティクラウド mobile backend)に記録するようにしました。また、その値を参照するモバイルアプリをMonacaでサクッと開発。Monacaにはプロジェクト共有機能があるのでハッカソンイベントでは便利です。

猫に装置を内蔵できないトラブルが発生

バッテリーとラズパイとセンサー・その他ケーブルやブレッドボードを、猫の中にそのまま格納するとバランスが取れないことが判明。

急遽、私の私物ケースを加工して収納容器を作成することに。ドリルで穴を空けたりノコギリで蓋の一部をカットして、オリジナルのIoTケースを作成しました。

終了時間ギリギリでトラブルが発生し、それに対して知恵を絞って解決策を考えるのはハッカソンでは良くあることです。

発表準備~審査

経験の浅いメンバーが多かったので、審査の時にそなえて改めてマインドマップを作成。質問されたときにパニックになってしまわないように、自分たちが取り組んだ作品の目的や内容、技術的に工夫した点や苦労したことなどを書き出して頭の中を整理しました。

なお審査はパワーポイントを使ったプレゼンではなく、実機デモを交えた発表でした。

発表時に発生したトラブル一覧

  • スピーカーから音が鳴らない(スピーカーのスイッチがオフになっていた)
  • 座布団の中にケースが収まらない(付け焼き刃だったか)
  • ケースを逆に突っ込んでしまった(きっとパニックになったのでしょう)
  • スピーカーの音が小さくて分かりにくかった(発表用のマイクを近づけて解決)

まとめ

私自身が実作業にあまり関われなかったのが心残りですが、若者達がIoTデバイスの組み立てやセンサープログラミングの経験を積めたのは非常に良かった。

初日の午前中には自信なさげだった若者組が夕方頃には目を輝かせ活き活きと開発していたのは本当に驚いた。顔つきもだいぶ変わって、翌日には審査で楽しそうに発表をしたり懇親会でも積極的に話をしていたのは大変良かったです。

やはりハッカソンによる実践型の開発経験は人を成長させます。

Web × IoT メイカーズチャレンジ、良いイベントです。

静岡県立島田商業高校の3年生(就職予定)にインタビューしました


地域課題をアプリ開発で解決する取り組みを行っている『静岡県立島田商業高等学校』の3年生がオープンソースカンファレンス2018 Hamanakoに出展してブースを出されていたので、急遽インタビューを申し入れました。

インタビューには県内でIT企業への就職が決まっている『松浦さつき』さんにご協力いただきました。

学校で学んだことは社会で役に立ちそうですか?

岡本「静岡県立島田商業高校の情報ビジネス科では、オープンデータやRESASの活用やフューチャーセンターによる地域課題の発見など、実践的な取り組みを色々と行っていますが、学校で学んだことは社会で役に立ちそうですか?」
松浦「まだ社会に出ていないので実際に役立つかどうかはわかりません。」
岡本「失礼いたしました」

情報ビジネス科に入学した理由は?

松浦「中学校の先生が、”これからはロボットや人工知能が発達していくことで人間の仕事が奪われていく”と言ってたので、ロボットや人工知能を活用する側に回りたいと思って情報ビジネス科に進みました。」
岡本「なるほど。ではプログラミングなどを本格的に始めたのは高校からなのですね。」
松浦「はい。」
岡本「何が一番大変でしたか?」
松浦「全部大変でした。」
岡本「そ、そうですか。」
松浦「楽しいけど辛い、という感じでした。」
岡本「楽しかったならよかったです。そんななかで一番マシだったのは何ですか?」
松浦「資格対策の方がちょっと楽だったかもしれません。」
岡本「資格と言えば、iパスとかはやっぱり取るんですか?」
松浦「2年生の時に取りました。」
岡本「なるほど。やっぱりプログラミングは大変?」
松浦「1年目は大変でしたが、もう慣れました。」
岡本「よかった。」

自宅でプログラミングしますか?

岡本「自宅ではプログラミングしますか?」
松浦「しましるの開発では自宅からも行いました」
※ 『しましる』は島田商業が開発したアプリ作品の一つ、詳細はこちらを参照
岡本「Monacaなら自宅からでも開発の続きができるので便利でしょう?」
松浦「はい、便利です。」
岡本「よかった。私が学校の先生に売り込むときにそう言って勧めているから、確認できてよかったです。」

チームの決め方について

岡本「アプリ開発のチームってどうやって決めたのですか?」
松浦「最初クラスを半分に分けて、担当の先生も分かれたので先生によって決め方が違いました。」
岡本「なるほど」
松浦「私たちのグループは、プログラミングが得意な人がまずリーダーとして選出されました。」
岡本「ふむふむ。」
松浦「リーダーが5人選出されて、そのあとリーダーがメンバーにしたい人を仲間に入れてチームを作ります。」
岡本「チームが先で、そのあとで課題を探して決めたんですね。」
松浦「はい。」

プログラミングに取り組んだ時間

岡本「3年生では、何時間ぐらいプログラミングに取り組みましたか?」
松浦「週4回の授業で各1時間、それと部活や土曜日にもやるので毎週10時間はやりました。」
岡本「年間で考えると夏休みや試験期間を抜く必要があるから、40週と考えて400時間ぐらいかな?」
松浦「恐らくそれぐらいです」
岡本「いいですね、それぐらい取り組める時間があるのは。」

春からの社会人生活について

岡本「春からIT業界で働くことについては、ドキドキですか?ワクワクですか?それともギラギラですか?」
松浦「ギラギラって…」
岡本「IT業界で一旗揚げて成功者になりたいとか」
松浦「ちょっと、そういうのはないです。どちらかというとドキドキです。」
岡本「そうですか。まぁ、せっかくOSCの会場でブース出されているのですから業界の先輩方に後であいさつ回りをしましょう。」

※インタビューの後、静岡で活動しているコミュニティーや企業にあいさつ回りを実施しました。

※ ピンクの服の方は『WordBench しずおか』の『遠藤 進悟』さん

まとめ

プログラミングやコンピューターを学ぶ上で、用語が多かったりはじめて学ぶことが多いのはやはり課題だなと思いました。これから学ぼうと思った人が段階を踏みながら学べるようにしていきたいと改めて思いました。

また、学んだことが実際に社会で役立つかどうかは、現時点ではわからないので島田商業高校のOBにもお話を伺いたいと思いました。松浦さんにはOB会の立ち上げをお願いしたので、OB会が立ち上がったらインタビューないしアンケートを取りたいなと考えています。

専門学校限定のコンテスト開始!エントリーは1月末まで

Monacaを使っている専門学校の先生と学生の皆さまへ

アシアルの岡本です。
専門学校限定のコンテストをはじめました。

第1回 専門学校HTML5作品アワード

第1回のため運営側としては応募が集まるか不安なのですが、エントリーする方は賞を受賞するチャンスかもしれません。

協賛企業の申し出も複数頂いており、企業賞の設定もございます。
二月中に受賞結果を出しますので入賞すれば履歴書にも書けるのではないでしょうか。

なお、申し込みは今月末までとなっておりますのでお急ぎください。

沖縄県の教職員向け夏期短期研修でMonacaを使ったプログラミング講座を実施しました

アシアル沖縄支社の設立を目論んでいる岡本です。
今年の夏も沖縄で仕事をしてきましたのでご報告いたします。

沖縄県の夏期短期研修でMonacaの講座を実施

沖縄県の沖縄市にある沖縄県立総合教育センターでMonacaを使ったプログラミング講座を実施しました。

今回の研修は2日間にわたって開催し14名の先生方にご参加頂きました。内容は書籍『Monacaで学ぶはじめてのプログラミング~モバイルアプリ入門編〜』(通称、Monaca青本)にある内容のほぼ全てを消化しました。

2日間で実施する場合は概ね以下のような配分になります。

1日目

第1章 アプリ開発入門
第2章 HTML入門
第3章 CSS入門
第4章 JavaScript入門
第5章 条件分岐
第6章 関数
付録4 サンプルアプリ集(おみくじアプリ)

2日目

第7章 イベント
第8章 DOM
第9章 フォーム
第10章 いろいろな演算子
第11章 配列
第12章 繰り返し
付録3 ハードウェア機能の使い方(加速度センサー機能など)
付録4 サンプルアプリ集(英単語学習アプリ)

実際には、参加者の質問・興味関心などに合わせてアドリブで多少前後させます。

講義で使ったスライド

Monacaの青い入門書にはには授業で利用するためのスライド教材があります。学校の先生向けに提供しているものですが、今回の研修で私も実際に使用しました。

やはりスライドがあると便利です。

先生向けのMonaca2日間研修は初の試みでした

これまで先生向けの講習会は1時間の体験講座や半日程度の入門講座が多かったため、2日間研修は初の試みでした。2日間楽しみながら学習して頂くために色々な話を混ぜ込みながら講義を行いました。HTMLの講義でベクター画像とラスター画像の違いを話しつつ「さて、文字のフォントはベクターとラスターのどっちが良いでしょうか?」と問いかけてみたり、また学校の授業でIoTの実習を行うとしたらどんなシステム構成が考えられるか?を議論したりするシーンもありました。

受講者の感想

講義のあとの感想では以下のような言葉を頂いております。

本講座を受講して、どのようなことを学ぶことができましたか?

  • Monacaを使っての簡単なアプリなら、生徒にも導入しやすい。
  • モバイルアプリの活用について、多くのことを学ぶことができました。ありがとうございました。JavaScriptなど理解できよかったです。初めてMonacaを学びましたが、いろいろと学ぶことができありがとうございました。
  • Monaca(スマートフォンアプリ統合開発環境)で、かんたんにアプリを作ることができるということを学べました。
  • スマホやタブレットで活用できるアプリケーション「Monaca」の基本操作やアプリ制作を学んだ。
  • スマホのアプリ開発の入門が出来た。
  • ネットワーク上でのアプリ開発について、学ぶことができた。HTMLなど
  • Monacaの事例、基本的な知識を学ぶことができました。JavaScriptを体験することができました。
  • 新しい技術 初めてHTMLを使った。モバイルアプリのプログラムを学べて感動している。
  • Webの基本技術、「Monaca」の操作方法、モバイルアプリ制作技術
  • JavaScriptの基本、CSS等様々な事を学びました。個人的に伺いたかったデータ保存に関する事も理解できたので、とても良かったです。
  • 配列の考え方。センサーなどを使ったアプリの活用など
  • Webページ制作の基本とモバイルアプリ制作の基本について学ぶことができました。

本講座を受講して、感想や要望などがありましたらお聞かせ下さい。

  • とてもわかりやすく、丁寧に教えて頂きありがとうございました。
  • ハードウェア制御についてももっと学んでみたいと思いました。これからはIoTの時代なので。
  • 内容から外れたちょっとした話がおもしろかったり、参考になったりして良かったです。
  • HTML5の基礎知識がなかったが、質問にていねいに対応してもらえたので、楽しく研修を受けることができた。
  • アプリを公開できる知識・技術を身につけたい。
  • 「Monaca」は、はじめて使いましたが、大変わかりやすく勉強になりました。生徒の実習に利用できないか、いろいろ考える事ができました。
  • 今後、課題研究や実習で活用できる様に、勉強していきたいと思いました。
  • もう少し長くても良いと思う。まったくあきない研修でした。
  • 次年度以降は、経験者向けの応用編の講義もあったらいいなぁと…
  • 久しぶりプログラムを打ったりしてとても楽しかったです。 部活動の支援でも使えるようにしたい。

まとめ

今回の2日間研修ではアドリブが上手くいったようで多くの方に楽しみながら受講頂けました。また、入門者の方にも満足頂きつつハードウェアやセンサーと連携した領域まで興味関心を広げて頂けたようです。

なお、『Monaca Education』では教職員向けのプログラミング研修のご相談を承っておりますのでお気軽にご相談下さい。